Carrière Frères（キャリエール フレール）は、今日シール トリュドンとして知られる王立蝋製造所の流れを受け継いだブランドです。1884年、キャリエール兄弟は、古い蝋製造の伝統に興味を抱き、それを新しく蘇らせようと考えました。彼らは17～18世紀の蝋職人の伝統やその遺産を尊重しつつも、他者とは一線を画する視点をプラスしたのです。そして彼らの好奇心と起業精神によって、革新する力に長けたキャリエール フレールが誕生します。 産業革命が進み、近代化の波によって電気の使用が増える中、ふたりの兄弟は、キャンドルの使用が絶えないよう力を注ぎます。彼らの創造的で巧みなアプローチにより、キャンドルはその宗教的なイメージや機能的なアイテムという位置付けを断ち切り、装飾的なオブジェになったのです。こうして円柱型のキャンドルやナイトライトの新しい世代のキャンドルが、センターピースやディナー、祝宴の夜を照らしました。すでに1884には、彼らのこうしたビジョンが万国博覧会で金メダルの受賞によって称えられています。 Cire Trudon（シールトゥルドン）の工場で製造される「Carrière Frères」キャンドルは、何世紀にもわたるクラフツマンシップ、会社の歴史、現代的なアプローチからインスピレーションを得て、常に最先端の品であり続けてきました。